
Poison & Medicine ブログ 毒と薬
2025.3.24
マラソン
東京マラソン2025覚書 その1

抽選確率12倍の難関を突破
2025年3月2日、日曜日、念願だった東京マラソンを走りました。
東日本大震災後、マラソン大会に参加するようになって13年。
これまでに京都マラソン4回を筆頭に、フルマラソン中心に毎年平均3レース、全国30以上のレースに出場してきました。
しかし、20年2月の京都マラソンを最後に、新型コロナのために大会は軒並み中止に。
コロナ禍で還暦を迎え、22年12月の奈良マラソンでレース復帰したときにはすっかり走力が落ちていました。
心残りは、直前に大会中止になった20年6月のサロマ湖100km ウルトラマラソン、そして東京マラソンを経験していないことでした。
それだけに昨年9月20日、抽選倍率12倍ともいわれ、当たるはずないと諦めていた東京マラソン当選の通知が届いたときは小躍りしました。

スタートエリア 新宿・東京都庁前
大会当日、西新宿の東京都庁のスタートエリアには、約3万7千人というぼう大な数のランナーたちで埋めつくされました。

なによりも驚いたのは、ランナーたちの国籍、人種、民族の多様さです。
近年、台湾、韓国、中国といった東アジアからの参加者が増えているのは実感していましたが、加えて、東南アジア、オセアニア、北中南米、ヨーロッパ、中近東、アフリカと、世界中からさまざまな肌の色、さまざまな背格好、さまざまな年齢層、さまざまなファッションの人たちで溢れかえっていることに感動しました。
さすがは、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークと並ぶ世界6大マラソン大会に数えられるだけのことはあります。

なかには、6大マラソン全制覇をめざしていることをアピールする Tシャツを着たランナー、お祭り気分で全身ゴージャスに着飾ったランナー、自分の国をイメージした色彩・模様・デザインのTシャツを着たランナー、全身タトゥーのランナーなど、さまざまな個性があぶり出されて、それだけでも楽しめました。
かくいうわたしも、背中に北斎の富士をあしらった2019年チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの記念Tシャツを着て走りました。

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