Poison & Medicine ブログ 毒と薬
2024.2.11
マラソン
「30kmの壁」に挑む
『大阪マラソン』まで、ちょうど2週間。
今朝はフルマラソンのシミュレーション。
尾張広域緑道から木曽川犬山緑地に入り、木曽川沿いを西へ扶桑緑地公園、江南緑地公園、フラワーパーク江南の先、各務原大橋の潜ったところで折り返すコース。
さらに5kmほど進めば、138タワーパークである。
夜明け前の午前6時30分にスタート。3時間45分のレース・ペース、キロ5分20秒を想定して走った。
最初の5kmは身体ができてなくて27分22秒(キロ5分29秒)。
5kmから15kmまでは、26分20秒(キロ5分16秒)、26分17秒(キロ5分15秒)と盛りかえすことができた。
扶桑緑地から各務原大橋で折り返す15kmから25kmの往復では、調子に乗りすぎて25分17秒(キロ5分3秒)、25分52秒(キロ5分11秒)。
まだ15kmを残しているのによくないと反省し、25kmから35kmでは意識してペースダウンした。ラップは26分19秒(キロ5分16秒)、26分12秒(キロ5分14秒)。
フルマラソンでは、よく「30kmの壁」といわれる。
長距離走は、効率はいいが長持ちしない糖質と、酸素を取り込んで燃焼させる必要から、効率はよくないが長持ちする脂質とのハイブリッドをエネルギー源としている。
どんな一流ランナー(若き世界記録保持者キプタムの交通事故死を追悼)でも30km走ると、糖質が枯渇してしまう。
だから、エイド・ステーションでエネルギーを補給する。
今日の場合は、携帯のスポーツ・ドリンクや高糖質食品を摂りながら走った。
おかげで疲労はあったが、35km以降の5kmでは、ペース・アップして25分36分(キロ5分7秒)で走ることができた。
目標は5分ジャストだったが…。
結果は、3時間30分20秒(キロ平均5分14秒)。
ゴール後も余力があったので3時間40分前後では走れる自信がついた。
柳田國男が『遠野物語』で、山人(やまひと)について「これを語りて平地人を戦慄せしめよ」と語った。
これにならい、『大阪マラソン』では、『小牧シティマラソン』でたわむれに使った「62才 負けてたまるか」の自作ゼッケンを掲げて、若年世代を「戦慄せしめ」たいと思っている。