
Poison & Medicine ブログ 毒と薬
2025.4.12
自然
県の天然記念物マメナシの花が満開
4月12日。日中ゴールデンウィーク並みの24℃まで気温が上がった晴天の朝、ランニングがてら、小牧市大草で3月30日に開業した「太良(だいら)まめなしの里」を訪ねました。

マメナシはバラ科で、木の高さは8〜10mになります。
環境省の絶滅危惧レッドリストに数えられ、愛知県の天然記念物に指定されています。


「太良(だいら)まめなしの里」は、上の走ったルート図(クリック)でいうと、右上の②の手前に2つある「太良上池」と「太良下池」、愛知文教大学そばにあります。
スタート地点から「まめなしの里」までは10km弱でした。

小牧東部の丘陵地にある太良上池と下池はため池。
春日井市を縦断して庄内川に至る八田川(はったがわ)の源流です。
写真は、マメナシ自生地がある太良上池。その先に今回整備された「みはらし小屋」が見えます。


マメナシは、日本では愛知・岐阜・三重の東海三県にしかなく、約20個体がまとまってあるこの地は国内最大級の自生地とのこと。

整備されたマメナシ自生地。
この場所へは以前から何度も走って訪ねていましたが、あまりにこぎれいになったのに驚きました。


なんとも可憐で美しい花。晩秋には直径約1cmのナシの実がなります。

ワラーチは、もとはメキシコの山岳少数民族ララムリ(タラウマラ族)のサンダルです。
クリストファー・マクドゥーガルのベストセラー『BORN TO RUN 走るために生まれた』(NHK出版)によって世界中に広がりました。
わたしも感化されました。